2012年6月26日

「未来を創造する方法」


こんにちは。構造計画の玉田です。

7/23(月)から7/25(水)に吹上ホールにて開催されます「未来を創造する新産業フォーラム・未来展2012」にブース出展することになりました。新産業フォーラムは今回初出展で、交通シミュレータなどシミュレーション技術をメインに、未来を創造するのに役立つ展示になるよう準備を進めておりますので、お立ち寄り頂けましたら幸いです。


今回は、「未来を創造する方法」について考えてみたいと思います。

「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」とアラン・ケイは言いました。また、その10年後に「未来はただそこにあるのではない。未来は我々が決めるものであり、宇宙の既知の法則に違反しない範囲で望んだ方向に向かわせることができる」と言いました。

もしも未来が自分たちで決められるものであるならば、将来どうありたいか?という問題になります。つまり、未来を“創造”する前に、未来を“想像”することが必要です。

現在の延長線上で未来を“想像”することはそれほど難しい問題ではありませんが、更にもう一段ステップアップするにはどうすればよいか?を考えると、これは難しい問題となります。様々な可能性の中から、自分たちは何を目標に、どうありたいか?を考えるのです。

ここで、未来を“想像”するのに役立つのが『シミュレーション技術』です。シミュレーションという言葉からは、コンピュータの中の模擬実験やシミュレーション・ゲームを連想するかもしれませんが、世の中で最も広く一般的に使われているのが投資リスクの評価です。銀行からローンを組むとき、生命保険をかけるとき、株取引を行うとき、全てが投資リスクであり、そのリスクが定量的に評価されます。

では、『シミュレーション技術』が金融分野でのみ使えるのか?と問えばそうではありません。“お金”という定量化しやすい指標があり、データを集めやすいために金融分野で『シミュレーション技術』が活躍しておりますが、今やインターネットには多くの情報が蓄積され、様々なセンサー情報が自動収集できる現代においては、『シミュレーション技術』をもっと社会のために役立てようというプロジェクトが立ち上がり、チャレンジがなされています。

例えば都市交通を考えると、交通渋滞を解消し、交通事故を減らすカー・ナビゲーションのあり方を検討することができます。さらに運転ができない生活者のための公共交通機関を整備して、街ににぎわいをつくることの費用対効果を事前検討することができます。もっと進むと、海外/県外の観光客向けに商業施設や観光地、イベント等を連携させて異文化交流を推進するための方法とその影響を検証することができます。

このように『シミュレーション技術』を使って、未来を“想像”することができますが、一番重要な点は、そのシミュレーション結果を皆で評価し、議論ができることだと考えます。まちづくりや防災や人材育成などの問題は様々な主体が絡み合う複雑な問題です。これらの複雑な問題を解くには、様々な専門家と生活者が結集し、それぞれの知見を活かして議論し合意形成することが必要で、その議論の共通の土台として『シミュレーション技術』による見える化を利用することをおすすめします。そしてこの集団意思決定のプロセスにこそ、未来を“創造”するヒントが隠されていると感じます。


タイトル:「未来を創造する新産業フォーラム・未来展2012」
日 時 :2012年7月23日(月)~25日(水)
場 所 :吹上ホール【名古屋市中小企業振興会館】
参加費 :展示セッション入場は事前登録で無料
主 催 :一般社団法人 中部産業連盟
ホームページ: http://www.chusanren.or.jp/miraiten/index.html

(M.Tamada)

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