2013年3月1日

第4回 新商品開発のためのイノベーションゲーム in 名古屋 報告


名古屋開催4回目となる今回は、「イノベーションゲームの全てのプロセスを体験頂き、より実践的な新商品開発を行なおう!」というコンセプトで、13名のビジネス・パーソン(自動車、通信、環境、印刷機器、住宅設備、娯楽、研究所など)に集まって頂き、開催しました。

ワークショップの大まかな流れは次の通りです。
①基礎カードをつくる
②"わんこ蕎麦"方式で関係性のリストをつくる
③KeyGraphでチャンス発見マップをつくる
④イノベーションゲームを行なう

これまでのワークショップでは④のみを体験頂きましたが、今回は①~③を含めて体験頂くことで、基礎カードの意味やマップの解釈を考えた上でゲームを実施しました。

【①基礎カードをつくる】
参加者のみなさまの自社商品や得意の技術を元に基礎カード15枚を作って頂き、事務局で用意した基礎カード20枚を合わせて35枚の基礎カードができました。

【②"わんこ蕎麦"方式で関係性のリストをつくる】
10秒以内で繋がると面白そうな基礎カードのバスケットを直感的に定義する “わんこ蕎麦”方式で、基礎カード同士の関係性のリスト144組をつくりました。

【③KeyGraphでチャンス発見マップをつくる】
基礎カードと関係性のリストを元にKeyGraphでデータ分析を行ない、紙とテープを使い手作りでチャンス発見マップを作成しました。

【④イノベーションゲームを行なう】
今回は赤ノードに位置する商品サービスを考えるという制約を与えたため、これまでのワークショップより、難しいルール設定で行いました。それにも関わらず、ライフログを使った救急サービス、そもそも病気に罹らないようにするおすすめサービス、ヘッドマウントディスプレイを使った日常生活の支援、高齢者をターゲットとしたショッピングモールの多目的利用など、具体的で実用性のある商品サービスが数多く提案されました。より強い制約条件が発想の深掘りを促し、これまでにない実践的なアイデア発想につながることが示唆されました。

【総評】
手作りの基礎カード、“わんこ蕎麦”方式による直感的な関連づけ、KeyGraphによるデータ分析、手作りのチャンス発見マップの作成、イノベーションゲームの実施、とゲーム実施前の一連のプロセスを含めて体験頂くことで、より深く基礎カードやチャンス発見マップを考えるきっかけになりました。そのため、実現可能性が高いアイデアが多く提案されました。一方、参加者が作成した基礎カードがあまり購入されなかったため、次回はあらかじめ配布するなどして、参加者間の協業のキッカケをつくるようなルールづくりを検討したいと存じます。

【予告】
『第1回新商品開発のためのイノベーションゲーム in 大阪』を2013/6/7(金)に開催します!

ご案内HP: http://www.kke.co.jp/innovation

大阪でもイノベーションを起こそう!
東京開催に続き、今度は大阪にて開催します。今回もチャンス発見学の提唱者である東京大学大学院 工学系研究科システム創成学専攻 大澤幸生教授にファシリテータを務めて頂きます。

名古屋からはじまり、東京、大阪へと着々と拡がっていく『新商品開発のためのイノベーションゲーム』の輪。今後も日本各地で“チャンス発見の種”を見つけて行きたいと存じますので、ご支援ご協力のほど宜しくお願いします。

(M.Tamada)

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